《ギャンブル依存症の脳内とスリップ》

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痛いスリップから1日たって気持ちは落ち着いてきたが、罪悪感はまだ残っている。

今回のスリップは本当にくやしい。自己嫌悪が止まらない。

でも、後悔ばかりしていても仕方ないので自己分析をしてみようと思う。

僕はギャンブルに親和性の高い家庭で育った。父親は麻雀と競輪に熱狂し、退職後は毎日競輪をして死ぬ寸前までギャンブルがしたいと懇願していた。

兄も生粋のスロッターで、家に実機を買うほどの熱狂ぶりだった。

当然のように高校生になった僕はパチンコ屋に通い始めた。全く違和感なく。

そしてバイト代やお小遣いをパチンコに注ぎ込んでいった。非常に愚かな若者だ。そうしてコインや玉がいっぱい出た時の快感が若い脳内に刷り込まれていってしまった。

大当たりしてコインが大量に出てくる時の快感は強烈で、脳がその刺激に過剰に反応し、それ以外の刺激には反応が鈍くなってしまう。

そうしてパチンコ、パチスロと縁が切れないまま45歳になってしまった。

パチンコ歴28年だ。今まで何度となく痛い目に遭い、使ってはいけないお金を使い込んできた。思い出しただけで嫌な気持ちになる。

何度も本気でやめようと思い、やめていた時期もあったがまた戻ってしまう。何度もループしている。

スリップしてしまう時は、脳が僕を騙してくる。巧みにパチンコを正当化し、あたかもパチンコをすることがいいことのように、自動的に違和感なくパチ屋に誘われてしまう。

気づくと僕はいつも通りパチ屋にいた。罪悪感なくごく自然に。非常に狡猾だ。

パチンコを辞めるには、「意思を強く持ちパチンコ屋に行かなければいい」と誰もが思うが、一度依存症になったらそれでは絶対にやめられない。そんな簡単なことではない。

時間が経つと痛みを忘れ、またパチンコやパチスロの事を考え始める。考え始めたら最後、だんだん頭の中がパチンコのことで一杯になってきてうずうずしてしまう。

そしてパチンコ動画を見始め、ゲーセンなら大丈夫!とゲーセンでスロットを打ち、次に低貸しなら安全だ!と5スロを打ち始める。ここまできたらもう無理だ。

パチンコのことを考えないようにしないと辞められない。パチンコのことが頭に浮かんだらすぐに他のことに切り替える。他のことなら何でもいい。

可愛い猫や巨乳、サウナや温泉、パチンコ以外で自分の好きなものを頭に叩きつける感じでやっている。

とにかく、ギャンブルのない人生を手に入れたい。何としても!

今回のスリップは今までとは違い、自覚があった。スリップしてしまっているという罪悪感を全身で感じながら打っていた。だから悔しい。

悔しいということはこんな僕でも少しづつ前に進んでいるということだ。

とにかく今日で2日目。1日1日これを積み重ねるしかないと思う。

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